拡大戦略
先日シュロニガーグループはスイスのウンターエゲリに本社を置く PAWO Systems AG の買収に踏み切りました。 正式な買収は2008年7月1日に行われる予定です。PAWO社は、シュロニガーと同様、精密機械の開発および製造を行っており、世界のケーブル加工市場で活躍しています。PAWO社では、ルースパーツをケーブルに自動アセンブリすることのできる装置を製造しており、特にウェザーシールの自動および半自動インストール装置を専門にしています。このような技術は一般的に自動車産業に使用されています。しかしここ最近では、シールアプリケーションがコネクタへの水または湿気浸入を防ぐことから、多くの製造者がシールアプリケーションを標準化することを考えています。
PAWO はこの特徴を生かし、このような製品のグローバルプロバイダーとして活躍しています。また、複雑なケーブル加工・アセンブリおよび品質試験に使用する便利な搬送装置も提供しています。 ケーブル加工産業では、PAWOの評判は非常によく、高品質な製品として知られています。また、世界のケーブルハーネス製造所の複雑な問題も解決しています。
PAWO はエルパソ(テキサス、米国)の PAWO Inc. および上海(中国)のPAWO代理店を 100% 所有しています。 PAWO 社では、従業員約100人が活躍しており、2500万スイスフラン(EBIT)総売上げ高をもちます。

今回のPAWO Systems AG 売却で、会社創立者ポール ウオッケ氏 (61) は無事事業承継に落ち着くことができました。シュロニガーグループも昨年末 METALL ZUG グループに引き継がれ確実な事業承継を行い、自動車産業でのマーケット拡大を実現することができました。
PAWO社は会社所在地および会社名を変更せず、今までの営業を維持していきます。また、代理店は現在シュロニガーが利用するところと略同じとなります。
PAWO - 成功までのストーリー
1980年、ポール ウォッケ氏はスイスのバー市にPAWO AG を設立しました。当初、PAWO はクリンププレス機を生産しており、その後シールアセンブリ用の製品・機器を開発するようになりました。2000年、会社はウンターエゲリに移動。一年後、エルパソ(米国)にPAWO Inc.を創立しました。2004年、Megomat Transfer Systems AG の引継ぎで、ポール ウォッケ氏はカスタマイズプロジェクトに踏み出しました。初めの頃に困難を迎えたこのビジネスは、信頼性のある機能的シャトルシステム誕生が成功への鍵となり、その後PAWO Systems AGに合併されました。今日では、PAWOの最新技術および高品質な製品はこれからの経営向上には欠かせないのひとつの重要ポイントです。
ポール ウォッケ氏は事業承継を長い間考え続けてきました。 “長い間ビジネスパートナーであるシュロニガーとPAWO は、お互いの会社への理想や野望が一致しています。そのため、今まで自分がやり遂げてきたこと( my life’s work )をPAWO自身そしてシュロニガーチームに気持ちよく手渡すことができました。また、PAWOの将来に一番の解決策、シュロニガー、を見つけることができたと、心から思っています。” とポール ウォッケ氏は述べています。
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